言の葉 49葉目
さみしい気持ちは
皆にあるもの
自分のさみしさを認めなさい
あなたの怒りは
さみしさの変貌したものではないか
自分をかえりみず頑張るのは
さみしさからではないか
誰かを傷つける言葉は
さみしさが生んだのではないか
自分のさみしさに目を向けず
他の気持ちを上塗りしても
さみしい
いっそうさみしい
さみしい気持ちは
自分のさみしさを受け入れることから
溶けていく
なくなりはしないかもしれない
でも
さみしい自分を放っておかずに
さみしさの側にいることで癒されるものがあるのだ