桜会 〜言の葉〜

言の葉用ブログ

言の葉 63葉目

誰かの言動が気になるとき あなたの中に その言動に反応する何かがある 嫌な感じに気づくのは あなたの中の嫌な部分をみせるから 優しさに気づくのは あなたの優しさの定義の中だから あなたの中にないものには あなたは反応しないのだ すべては あなたを写…

言の葉 62葉目

小さな気づきが世界を変えていく 水蒸気が集まり水になる 水が集まり流れになる 岩に染みこみ 凍って岩を割ることもある 絶えなく落ちて穴をあけることもある そうやって世界は変わっていく ただ それは人間からしたら 少しづつのことも多い 変わらないと思…

言の葉 61葉目

大丈夫と思っていたら転ぶ 自信満々だと、意外な落とし穴にはまる それは チャンスに出会ったということ 始まりの合図 山に登れば 空気は薄く、危険を伴う それでも、登山する人は絶えない 下で準備して登るのだ 登ったきりの人は亡くなった人 登った人は生…

言の葉 60葉目

あなたの周りには どんな人がいますか? どんな人がいると思っていますか? 素敵な人ばかりいますか つまらない人ばかりですか あなたの周りが、つまらないなら あなたも、つまらない人になっている 周りは、あなたの鏡 あなたの周りの素敵なところを ひとつ…

言の葉 59葉目

残酷な世の中で 無残なことが起きる あってはならない、と言ってみても 起こったことは、あることだ 人のさみしさは虚栄を生み 欲深さは、搾取を誘う そうして悲しみや 苦しみは生み出される ありえない、と思うほどに その種は すべての人が持つものだ 自分…

言の葉 58葉目

人は生まれ 人は死んでいく この世には ずっといることはない 流れていくのだ 旅人のように 過ごしなさい この世のものに縛られないで 縛らないで 何かに繋がれていれば いつか 激流の中繋がれている船のように壊れてしまう 流れのままに 限りある命を楽しみ…

言の葉 57葉目

過去にはいけない 未来にしかいけない 目は前についているんだ 過去に何があろうと 起こったことは豊かな土壌になるのだ すでに過去は朽ちた そして朽ちたことにより 貴方の一部となった 過去にも未来にも そして今にも 良いも悪いもない 生きることだ

言の葉 56葉目

人は 人智を超えたもの 人としてあるとき 人には全てはわからないようにできている 人の説明書は 人には読めないのだ そもそも 自分を理解しようとするのは 人間特有の行動ではないか? わかりもしないのに わかろうとする わかりたいと思う 人間 その罪深き…

言の葉 55葉目

心はどこにあるのか? 脳なのか 胸なのか 理屈で考えすぎると真実を取り落とす それは 心のありかだけではないこと いつも何かが動いている 捉えどころのない 変化するものなのだ 今は、今までになかった今だ 揺らいでいる今だ 揺らいで 常に何かが溶け込ん…

言の葉 54葉目

なにを信じればわからない そう思うことはないか 日々 疑いは増幅され 定説は覆され 聖者が暴かれる 信じることは試されている 世の中は 信じたいと思いながら 信じれないことを検証している 信じることを手放してはどうだろう 手すりにつかまっていた人が …

言の葉 53葉目

あなたの足 どんな足だろう 横に広いか 長いのか 小指が小さかったり 皮がむけていたり 世の中には、いろんな足があるけれど あなたには あなたの足しかない あなたの手はどんな手だろう 大きいのか 小さいのか 筋張っているのか もちもちしているのか 世の…

言の葉 52葉目

生命は 一定のスピードでは進まない どーんと進んで 調整して 休んで また進む さがることもある とまることもある それは あなたの努力が足りないせいじゃない そういうものなのだ スムーズでないことが 調子が良いこと 息継ぎができるようになっている 今…

言の葉 51葉目

知らざるものは これから知るもの 真理は視点を変え 何度も発見されるのです あなたの 真理だと思っていることも 違うところから見ると まったく意味が違うものです 人間の世界は狭く 視界は狭く 真理の全体像をみることは むつかしい 人の範囲を超えたこと…

言の葉 50葉目

目を覚ます 顔を洗う歯を磨く 食事をする そのことだけでも あなたが どのように生きているかみえる あなたの思いもみえる あなたが いま、どう生きているかは 未来に続いている 機嫌良くいるのか 不機嫌なのか イライラしているのか 丁寧なのか 決まりを作…

言の葉 49葉目

さみしい気持ちは 皆にあるもの 自分のさみしさを認めなさい あなたの怒りは さみしさの変貌したものではないか 自分をかえりみず頑張るのは さみしさからではないか 誰かを傷つける言葉は さみしさが生んだのではないか 自分のさみしさに目を向けず 他の気…

言の葉 48葉目

勝ち負けは気になるか 誰かより、高尚でありたいか 誰かより、金持ちでありたいか 誰かより、力を持ちたいか 誰かを憎んでいるか 憎しみを糧にして生きていないか 無しでは生きていけない そう思うものはあるか それらは全て この世に置いていくものであると…

言の葉 47葉目

見えていることは、ほんの一部 話していることも、ほんの一部 誰もが 別々の世界の中で生きている あなたの立ち位置で この世界を生きている人はいない あなたの人生を すべて理解している人はいない あなたの思いを すべて知っている人はいない ひとりで生…

言の葉 46葉目

ほんとうは あなたには、わかるはず どちらを選べばいいのか わからないときは 何かが知らせてくれるから わかるはず でも、理屈を通そうとすると見えなくなる 進まなければならない 間違ってはならない 恥ずかしいことをしてはならない 足踏みして 停滞して…

言の葉 45葉目

真の黒も、真の白もない 黒にはどこかで明るさが混じり 白には暗さが混じる 良いことも、どこかで暗く 悪いことの中にも光は存在する あなたという存在も 明るさと暗さが混ざり合っていると 知っていることだろう すべては極端すぎない 片方に振れれば、もう…

言の葉 44葉目

できないことはあるか 欠点はあるか 自分が欠点ばかりで嫌になったりするか 私ってダメだと自分を責めることがあるか もし、そうなら 一番の欠点は 自分をけなすことだ 自分をけなして どうするつもりだ 死ぬまで一緒にいるのに 大切にしないのは もったいな…

言の葉 43葉目

あなたは、あなただ 誰かが、あなたを傷つけても 誰かが、あなたを褒めそやしても あなたは、変わりなくあなた 傷つけられたあなた、や 立派なあなた、は 誰かが評したあなた 看板がかかっているだけ ときに、 あなたでさえも、あなたに看板をつけたがる 傷…

言の葉 42葉目

考えることは 人間に与えられた才能だけれど 災厄でもある 感じればわかることが 考えるからわからなくなる 言葉を尽くしても 伝えられないことがある 言葉にしなくても 伝わることがある 考えることを万能に思うな 考えることに ひらめきがなければ進むこと…

言の葉 41葉目

暖かい水に浸かり続けていれば やがて根が腐り 異臭を放ち、身も枯れる 根を張り枝を伸ばし 葉を広げ花や実をつけるためには 水も必要だけれど 水のない時間も必要 昼も夜も必要 バランスはやがて調整される 絶妙に バランスを意識しすぎないこと 自分でバラ…

言の葉 40葉目

持っているものは、あたりまえか 持っていないものは、うらやましいか うらやましかったことは 手に入った途端 輝きをなくし、あたりまえになるのではないか 持っているものは ほんとうに、あたりまえか? そもそも、ほんとうに持っているのか すべては借り…

言の葉 39葉目

いつまで生きるのか それは わからないことだ でも先に死があることは確かだ 150年前にも 150年後にも 今生きている人は誰もいないのだ あなたが あなたでいる時間は限られている 苦しみも 悲しみも 限られた時間の中のことだ 今日は今日だけしかなく 今は今…

言の葉 38葉目

太陽のひかり あたたかさ 雨のにおい 冷たさ 頰にあたる風 木々がゆれるおと 水の音 鳥の声 あなたのそばにあるものを 感じているか あなたのそばにないものばかりに 見ようとしていないか 聞こうとしていないか ないものを あると思い込み あるものを忘れて…

言の葉 37葉目

強くなくていい 優しくなくていい 弱くて、もろくて 傷つきやすい それが、あなた そして 誰もが 弱くて もろくて 傷つきやすい なのに 強く見せようとする 傷つかないふりをする 苦しくて優しくなれない時もある 弱いほど 強く見せようとする 傷ついたとき…

言の葉 36葉目

できることをすればいい できないことは いつでもあるのだ できればできるほど できないことも たくさん見えるものだ 頑張ってできないことは 必要ないからできない 助けを借りる必要をつくるため できない できないことも 才能のうち そのうち、できるよう…

言の葉 35葉目

季節が過ぎ また次の季節がくる あなたは、次の季節がくることを知っているから あまり驚きはしないだろうが それでも 急な夏の暑さや 風が冷たくなっていることに 驚きを感じることはあるものだ それは 思うより早く 季節が変わっていくからかもしれない 季…

言の葉 34葉目

いいこともある 悪いこともある 失敗して 反省して 落ち込んで 気をつけるところを確認したら もう十字架を背負うのはやめだ 迷惑をかけたより たくさんの人を笑顔にしようじゃないか とりあえず 笑顔になって 穏やかに過ごすことだ